就職難 difficulty finding employment 2003 11 15
「大学生の就職難」と新聞記事にありますが、
これは、ある意味で、当然だと思います。
日本の大学での授業内容は、過半数の割合で、
もはや、学問的には、化石となったようなことを教えています。
私が大学に在学中にも、そんな化石のようなことを、いつまで教えているのか。
そう思っていました。
だから、優れた教授がいると聞けば、
他の学部の授業に出席したり、
他の大学の授業に出席しました。
また、大学での授業内容は、もはや時代遅れと思い、
時代の先端を行く企業に就職した先輩に、大学に来てもらい、
講義をしてもらい、討論などを行いました。
しかし、そんな化石化した授業すら、出席せず、
毎日、遊び歩いていた学生が多く、
そんな学生を見かねて、アドバイスすると、
遊ぶのが主流で、勉強するのは異端であるとして、異端扱いされました。
大学とは、遊ぶところではありません。
遊びたいならば、小学校に行ってほしい。
小学生は、遊ぶことが仕事です。
原因と結果。
大学1年生の頃は、好景気だったのですが、
大学4年生の頃には、不景気となりました。
遊び歩くという「学生」好景気は、バブルとなりました。
日本の大学生は、小学生並みです。
好景気ならば、
そんな学生でも、企業は、何年もかけて研修をして、一人前にしていましたが、
今では、何年もかけて、研修する余裕はなくなりました。
夏の暑い盛りに、アリが、汗水ながして、餌を巣に運んでいるとき、
近くの涼しい草むらでは、キリギリスが、楽しく歌って過ごしていました。
キリギリス「アリさん、アリさん、どうして、そんなに働いているの。
まだまだ、冬はやって来ませんよ。」
アリ「・・・」(無言で熱心に働き続けています。)
そして、冬がやってきました。
大学1年生の時に好景気でも、大学4年生の時に好景気とは限らない。